炭素鋼エアバッグ式水撃吸収器 8000X-16C

エアバッグ式ウォーターハンマー吸収器（別名：ゴム胆式）水撃除去装置）は、配管給水システムにおける水撃の余圧を吸収する装置である。水その他の媒体の輸送過程において、バルブの開閉やポンプ運転の不安定特性、急激な変化や流量の急増などが原因で配管内の圧力変動による水撃現象が頻繁に発生する。特に高層建築物でよく見られ、この水撃現象は煩わしい騒音や振動を生じるだけでなく、深刻な場合にはシステム全体の動作に影響を与え、他の設備を損傷する恐れがある。本バルブは水撃による高圧波を効果的に吸収し、配管内圧力を調整することで配管の損傷を防止します。工場、企業、高層ビル、発電所など、各種給排水システムに幅広く適用可能です。

パフォーマンス特性

• 製品構造がシンプルで、設置・メンテナンスが容易である。

• 性能が安定し、動作が敏捷で、運転中の配管内の騒音と振動を効果的かつ迅速に除去できる。

• ポンプ配管のあらゆる運転条件下において、不規則な水撃波の振動を効果的に除去できる。

• 耐圧能力が高く、高圧水撃の衝撃に耐えられる。

動作原理

エアバッグ式水撃吸収器の原理：通常の水流状態では、水流は配管から多孔管を通過し、配管の反対側から流出する。水流圧力が伸縮内筒の弾性強度およびエアバッグが伸縮内筒に及ぼす圧力を超えると、伸縮内筒はエアバッグ方向へ不規則に膨らむ。水流圧力がエアバッグ圧力および伸縮内筒の弾性強度以下になると、膨らみは発生しない。弁体内の水流圧力は多孔管の伝達作用により伸縮インナーチューブに伝達される。伸縮インナーチューブの弾性とエアバッグの圧力作用により、水波の瞬間的な圧力に対して迅速かつ効果的な緩衝を提供できる。これにより管内圧力が調整される。注意：最適なエアバッグ充填圧力は作動圧力の70%～80%です。この圧力はノズルバルブによる充填・排気で調整可能。設置前には各部ボルトを締め付け、装置の正常機能を確保してください。ヒント：本製品は緩閉機能または消音機能付き逆止弁の後に設置することで理想的な効果を発揮します。

製品パラメーター

製品サイズ参照